最近ハマっているエニアグラムの話です。
私はエニアグラムを学んで、自分の「こだわりポイント」を知ることができました。
エニアグラムで分かるこだわりのポイントは、エゴをくすぐってくるポイントでもあります。
エゴとは、見たくない触れられたくない一番デリケートな部分なので、
自分の弱点でもあり、チャームポイントでもあり、光と闇みたいだなぁと。個人的には思っています。
そう考えると、エゴってすごいイヤな感じで囚われてしまいがちで可哀そうなんですよね。
「あなたにはエゴがありますよね」とか言われていい気持ちにはならないと思います。
なんだか、「あなたってわがままですね」って言われているようで、まったく面白くない。
でもですね、私はこのエゴって可愛いと最近思えるようになってきたんですよ。
どうしたって、生きてる限り【聖人】といわれようが、エゴってなくならないのですよ。
生きてる=エゴなので、エゴを切り離すことはできない。
太陽が当たれば、そこに影ができるように、かならずエゴは存在するのですよね。
だったら、もう自分のエゴを知って仲良くなった方がいいのですよ。
誰だって、知らない人とは仲良くなりたくないけど、知ってしまうと案外いい人かもしれないんですよね。
どんな人にも、いい時と悪い時があるように、エゴにもいい時と悪いときがあります。
エゴは、自分の一番見たくない触れられたくない「恐れ」の部分なので、
この恐れから回避するために「私」は必死に努力するのです。
そう、じつは、このエゴがあるからこそ、人は成長しようとするのですよね。
「恐れ」を解消するために成長に向かうエゴは、エゴのプラスの部分。
そして、「恐れ」を隠すために、エゴが存在しないかのように隠れんぼさせているのがエゴの悪い部分です。
私は、かしこぶりっこなタイプ5です。
人から愚かな人と思われたくない「恐れ」があるから、常に冷静でいたいと思っています。
感情に振り回されることも苦手だし、知らないことは調べて納得したいタイプです。
だから、わりと一人でいることが苦にならないというか・・・。
むしろ一人でいたいタイプなんですね。
そんな私のエゴは「バカだと思われたくないという【恐れ】」から逃れるために、知識を一生懸命仕入れます。
これは、純粋に成長につながります。
恐れがあるから、勉強して、そして賢くなっているはずなんです。
だけど、今度はエゴの悪い部分もでてきます。
そうやって頑張って仕入れた知識も、
「間違っているかもしれない」とか
「私なんかまだまだ知識が足りてないから、この段階でアウトプットしたら馬鹿にされるかもしれない」とか
悪い方のエゴが暴走し始めるんですね。
成長のためのエゴが、今度は自分の足を引っ張ってきます。
実は、みんなこんな風に自分のエゴと知らず知らず戦っているんです。
そう考えると、とても面白くないですか?
自分を成長に向かわせてくれているエゴが、足も引っ張っているなんて、気づいてないですよね。
そんなわけで、自分のタイプを知り、エゴを知ることは、
自分の強みと弱点を一気に知ることができます。
そして知ることで、克服ポイントも分かるんですよね。
ちなみにタイプ5の私の克服ポイントは「とりあえずアウトプットすること」です。
人の数だけ正義や正論がある中で、自分の声を上げることは
「理解できない」「間違ったことを言っている」「そんな風に思わない」と言われることもあるでしょう。
そういうのがめちゃくちゃザワつくタイプ5のエゴなのですが、
このエゴのざわつきを知り、そのポイントを理解することで、
「あ、このざわつきはエゴの叫びなのね。よしよし・・・」という気持ちになることができます。
そして、一周回ってひっくり返って
「私がすべて正しいなんてことありえないし、すべてを知っているわけじゃない事だけ確実に知っている。だけど、私の知識の中で助かる人がいるかもしれない・・・」だから声をあげてみよう。
とエゴの弱いところを克服しようと、頑張ることができるのです。
ちなみに、一緒に暮らしている家族は、みんな違うタイプなので、
このザワつきポイントも当然変わってきます。
「あれ?もしかして、長女はタイプ4かしら?」と気づいていると、どうして自分のザワつきが長女によって刺激されるのかとか。
夫がああいう事をいうのは、このタイプのエゴがあるからなのかー!とひそかに気づくようになりますよ。
エニアグラムの話をしながら、エゴのタイプを知り、前に進ませない【恐れ】をアクセスバーズでスッキリさせませんか?
京都のサロンでお待ちしてまーす♪
Comments