エニアグラムタイプ8の魅力と囚われを知り、「戦う強さ」を「守る優しさ」に変える方法
- 佐藤 ひろみ
- 23 時間前
- 読了時間: 3分

強くあろうとする人の中には、誰よりも深い優しさが隠れています。
タイプ8は、正義感が強く、弱い立場の人を守るために行動できる人。
家族や仲間を守るためなら、戦うことも厭わず、どんな困難にも立ち向かう勇気を持っています。
今日はタイプ8の魅力と、強さを“愛に変える”ヒントをお届けします。
●タイプ8の魅力
タイプ8は「力」と「行動」を通して世界を動かすタイプです。
責任感が強く、リーダーシップを発揮することが得意。
自分の信念に基づいて行動し、正しいと思ったことは貫き通します。
その姿勢は周りに安心感と頼もしさを与えます。
タイプ8の強さの根底には、“自分の大切な人を守りたい”という深い愛があります。
●魅力が強く出すぎたとき
ただ、その強さが過剰になると、「負けたくない」「支配されたくない」という思いが前に出て、攻撃的な印象を与えることがあります。
根底には「弱さを見せたら傷つく」という恐れがあり、無意識のうちに“防御の強さ”で自分を守っているのです。
その結果、自分の中にある、本来の【優しさ】や【傷つきやすさ】を見せづらくなってしまうこともあります。

●体験談:タイプ8らしい父
私の父は、まさに“家族を守るタイプ8”でした。
困難な状況でも決して逃げず、家族を守るために立ち上がる人。
私が「えー、そんな風に言っちゃうの?」ということも、自分の信念をもって伝える人だし、好き嫌いもハッキリしていました。
弱い立場の人にはとても寛大で、支える力にあふれていますが、反論する相手や筋の通らないことには一歩も引かず、堂々と意見を貫く姿勢を持っています。
その圧の強さに驚くこともありますが、根底には「真実を大切にしたい」「不正を見過ごせない」という強い信念があるのです。
一方、とても繊細な部分があり、タイプ8の強さは、この繊細さを守るためだったのかと気づかされました。

●タイプ8さんが輝く3つのヒント
「守りたい気持ち」に意識を向ける:戦うよりも、何を守りたいのかを見つめると、行動に愛が宿ります。
弱さを隠さない勇気を持つ:涙や迷いも人間らしい力。見せることで信頼が深まります。
立ち止まる時間をつくる:すぐに反応せず、一呼吸おくことで、言葉に温かさが生まれます。

●よくある勘違いと回避策
タイプ8の人は「強くなければ生き残れない」と思いがちですが、本当の強さとは“優しさをもって強くあること”。
これは、強さとやさしさが「統合された力」です。
力と愛が調和したとき、タイプ8は誰よりも、大切なものを守れる存在になります。
●まとめ
タイプ8は「正義感」「行動力」「守る力」が魅力
囚われは「弱さを見せたくない」「支配されたくない」という恐れ
成長の鍵は「力に優しさを宿し、信頼を築くこと」
タイプを知ることで、“強さの奥にある優しさ”に気づくことができます。
次回は「タイプ9:平和を願う人」を紹介予定です。
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