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執筆者の写真佐藤 ひろみ

母性って大切。だからこそ、まずお母さんを幸せにしたい。

人には女性性と男性性という、両方の要素が誰にでもあります。


そして、それが健全に育っていくと、母性と父性になります。


母性も父性もどちらも大切だけど、とりわけ小さな子どものうちは母性が特に重要だよなぁと思ったので、その話をシェアします。



 

スターウォーズのDVDを見たのですが、ダースベイダーという悪の帝国軍のキャラクターはご存じでしょうか?


このダースベイダーは小さいころから悪人だったわけではなく、むしろ小さい時は勇敢で正義感もあり、才能豊かな男の子でした。



その子の才能を見込んで、騎士にさせるための修行に出すのですが、その時母親と引き離してしまうのです。


10年後、男の子は騎士になったのですが、どこか満たされずにいて恐れから悪の力に転換してしまいました。


私がそのスターウォーズを見ていて思ったのは、母性に見守られている子どもはどこか芯の強さがあり、誘惑にも負けないのではないかと思いました。


 

エピソード4~6の主人公であるルークは養父母に育てられましたが、とても愛情深く育てられ、弱い部分もあるものの最終的には誘惑にも負けず戦い抜きました。


しかしエピソード1~3の主人公のアナキンは、前述したとおり、母親と引き離されジェダイの騎士になるための修行をさせられます。


ジェダイの騎士は、目的のために結成されているので、まさに男性性の社会。


目的達成のためには枠からはみ出せず、心の休まるところがありません。



心の弱みは、騎士にはふさわしくないと「排除しなさい」と言われるだけで、それを理解しようとする母性が欠如しているように感じます。


どんな才能がある人物でも、どこにも弱みを吐き出せず、無条件に自分を受け入れてもらえるような母性を感じられなかったら、どうなるでしょうか。


そんな気持ちになって観ていたので、アナキンがダースベイダーになってしまうのをとても切なく感じてしまいました。


(エピソード1~3を見るとダースベイダーの見え方が変わってしまいます)


 

そうなると、やっぱり母性っていうのは偉大なんじゃないかと、改めて思いました。


でも、どうすればその母性を身に着けられるでしょうか。


女性性が健全に育つと母性になりますが、そのためには女性性の本質を認めて大切にしなければなりません。


女性性は【自然】と言われていて、自然は穏やかな時もあるけれど、時に荒れ狂う時もあります。


それを排除しようとせず、受けとめるだけの器を育てるのです。


受け止める器を育てるには、自分を大切にすること。


どんな荒れ狂う時でも、そんな自分も大切にすること。


そういう事が出来るようになったとき、どんと肝の据わった母性が育っていると思うのです。




そんなわけで、そんな母性のある女性を育てるためには、お母さんを幸せにすること。


お母さんが満たされることで、その家に住む人が母性に包まれ幸せになるのではと考えています。


家庭に入っていると、お母さんはつい自分の事を後回しにしがちですが、家族のためにも、まずは自分を大切にすることを考えてみてください。


女性は我慢強いので、つい辛くても自分の事は後回しにしがちと思います。


でも、自分の為にも家族のためにも、まずは自分を大切にしてあげてくださいね。






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