【ウイング解説】エニアグラムタイプ7のウイング比較｜７w６と７w８が示す“自由とエネルギー”の違い
- 佐藤 ひろみ
- 11月27日
- 読了時間: 4分
「じっとしてるより、動いてるほうが楽しい」って思うあなたへ。
エニアグラムのタイプを知ることで、自分は何に囚われ、何が恐れなのかを理解することができます。
自分の恐れや囚われを知り、そこから解放されていくことが、大きな癒しへのヒントとなりますよ。
タイプ７って、どんな人？
新しいことにワクワクする。「次は何しよう？」っていつも考えてる。
落ち込むより、切り替えて前に進むほうが得意。
そんなあなたは、エニアグラムのタイプ７かもしれません。
タイプ７は、「楽しさを求める人」。
好奇心にあふれていて、未来に希望を見つけることが得意です。
ポジティブで柔軟、その場を明るくする力があります。
でも、ときどき、悲しみや不安から目を逸らしたくなることもあるかもしれません。
実は、同じタイプ７でもウイングによって、"楽しさの方向"が違うんです。
今日は７w６と７w８、２つのタイプを見ていきましょう。
７w６：みんなで笑いたい人
タイプ７の、楽しさや軽やかさを大切にする性質をメインに持ちながら、タイプ６の「安心したい」という面が現れるタイプです。
イメージは「場の空気を和ませるムードメーカー」
楽しさは一人じゃなくて、みんなと一緒に味わいたい。
仲間がいることで安心して、もっと前向きになれる。
そんなあたたかさを持っているのが７w６です。
こんな人です
柔らかくて協調的、周りを明るくする雰囲気がある
「一緒に楽しむこと」「みんなで安心すること」を大切にする
仲間と一緒にいることで、心が落ち着く
たとえば、友だちと遊ぶとき。
一人で突っ走るんじゃなくて、「みんなはどう？楽しんでる？」って気にかける。
その場にいる全員が笑顔になることが、何よりも嬉しいんです。
強み：協調性があって、周りを和ませる力がある。場の空気を読みながら楽しめる。
でも注意：不安に敏感で、人の視線を気にしやすい。みんなのことを気にしすぎて、疲れることも。
７w８：風のように駆け抜ける人
タイプ７の、楽しさや軽やかさを大切にする性質をメインに持ちながら、タイプ８の「守るために強くなる」という面が現れるタイプです。
イメージは「次の冒険へ進む自由な探検家」
思い立ったらすぐ動く。
新しい経験に飛び込むのを恐れない。
可能性を見つけたら、迷わず追いかける。
そんなエネルギーを持っているのが７w８です。
こんな人です
力強くてエネルギッシュ、行動力がある
新しい挑戦に飛び込むことにワクワクする
困難があっても、前向きに乗り越えていく
たとえば、新しいプロジェクトが始まるとき。
「面白そう！やってみよう！」って、誰よりも先に手を挙げる。
未来の可能性を信じて、どんどん行動します。
強み：決断力と推進力がある。困難があっても前向きに進める。
でも注意：勢いで動きすぎて、後で疲れが出る。衝動的になって、大事なことを見落とすことも。
ふたつを比べてみると
観点 | 7w6（みんなで笑いたい人） | 7w8（風のように駆け抜ける人） |
雰囲気 | 柔らかい・協調的 | 力強い・エネルギッシュ |
楽しさの方向 | みんなと一緒に | 新しい挑戦へ |
大事にしているもの | 安心・仲間・信頼 | 可能性・自由・行動 |
つまずきポイント | 不安への敏感さ | 衝動性・疲労 |
成長のヒント | 自分の不安に気づく | 立ち止まる勇気を持つ |
タイプ７さんへ、３つの処方箋
1. 楽しさの裏にある気持ちを見つめてみる
・７w６の人は、不安を言葉にする練習をしてみてください。「楽しくなきゃ」って無理しなくても、大丈夫です。
・７w８の人は、勢いの先にある「本当の願い」を確かめてみてください。何を追いかけているのか、立ち止まって考える時間も大切です。
2. 休息を「選択」として扱ってみる
どちらのタイプも、動きすぎて疲れやすいです。止まることは負けじゃありません。次への準備。休むことも、自分で選んでいいんです。
3. 深い感情も大切にしてあげる
楽しさは素晴らしい力です。でも、悲しみや違和感も、あなたの大事な一部。
置いていかないで、ちゃんと向き合ってあげてください。
まとめ
タイプ７は「楽しさと希望」を求める軽やかなタイプ
７w６は協調的な"喜びの共有者
７w８はエネルギッシュな"行動する夢追い人"
どちらも、楽しさの裏にある感情や不安を丁寧に扱うことで成長する
あなたの明るさは、本当に素敵なものです。
でも、たまには立ち止まって、心の声を聞いてあげてくださいね。
次はタイプ8のウイングを取り上げます。「情熱の開拓者（8w7）」と「包み込むリーダー（8w9）」——力強さと優しさを併せ持つタイプ8の世界をご紹介します。お楽しみに！
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